SPRING バネ

■ばね材料

 
ばね材としてよく使用されるのに、ピアノ線、硬鋼線、ステンレスがあります。
ピアノ線と硬鋼線は錆びやすいという特徴がありますので、防錆剤添付もしくは表面処理
(メッキ処理等)を行います。ピアノ線と硬鋼線は同寸法で製作された場合、同じ強さのばねになりますが、引張り強さの違いから耐へたり性、耐久性でピアノ線の方が優れています。ステンレス線は、錆びにくいと同時に高温での強度(300゜強)が大きいところから急速に普及してきたばね材です。
ピアノ線、硬鋼線はステンレス線などに比べ安価ですが表面処理をするとト−タルでは高価になることもあります。
 
ばねの設計の際に必要な横弾性係数Gという値がありますので以下に掲載しておきます。
このGというのは、材料固有の値(同じ値もあり)でこのGの値の違いから全く同寸法ばねでも強さ
(荷重)が異なるということがわかります。

[ばねの材料とGの値]
  硬鋼線(SWC)  G=8000 ピアノ線(SWP) G=8000
  ステンレス線(SUS) G=7000 リン青銅線(PBW) G=4500
  黄銅線(BSW) G=4000 ベリリウム銅線(BeCW) G=5000
  ステンレスの場合 G=69000 N/mm2
  ピアノ線、硬鋼線  G=78000 N/mm2
 

■ばね材紹

名称
ピアノ線
ピアノ線
硬鋼線
ステンレス鋼線
リン青銅線
記号
SWP-A
SWP-B
SWC
SUS304-WPB
C5191W-H
導電性
非磁性
耐熱性
耐食性
耐疲労性
コスト
備考
○ピアノ線及び硬鋼線は、通常防錆のために表面処理を行います。
○表面処理につきましては次ページをご参照ください。  
○ピアノ線のAとBの違いは引張強さで、Bのほうが耐へたり性に優れています。
○ピアノ線と硬鋼線は、同じスペックの場合、同じ荷重を得ることができます。
○ステンレス鋼線にはニッケルメッキが施されています。
○ご要望があれば上記以外の材質による加工も可能です。

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